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©杉野節子(高知県春野町)

「棚田の景観を考える」


平成23年8月7日(日)、日本橋三越本店・三越劇場でシンポジウムが
開催されました。その報告します。

平成23年8月7日(日)
パネルディスカッションの様子
報告者 写真 報告内容
基調講演
金田 章裕
(人間文化研究機構長、元京都大学副学長)




「重要文化的景観の意義と棚田の景観
1.棚田との遭遇・・・・・石積みの棚田
2.集約的土地利用の極相・・・・棚田と島畑
3.文化的景観の概念・・・・生きたシステムとしての景観
4.景観法と文化財保護法・・・・・景観計画と重要文化的景観の設定
5.文化的景観としての棚田・・・・・蕨野の棚田など
講演1
平井 松午
(徳島大学教授)


「棚田の景観を歴史地理的に考える」
1.はじめに
2.重要文化的景観「樫原の棚田」の選定理由
3.「樫原の棚田」の概要
  ①棚田の立地環境
  ②集落の歴史
  ③棚田と里山
4.「勝浦郡樫原村分間絵図」
  ①徳島藩による測量事業と実測分間絵図
  ②樫原村分間絵図の記載内容
5.樫原村分間絵図にみる集落景観・棚田景観  の変化
  ①明治9年の地所明細図との比較
  ②空中写真との比較
6.おわりに
報告2:
寺西 章
(NPO 法人明日香の未来を創る会理事長)
「明日香村稲淵の棚田景観」
1.明日香村稲淵の棚田景観について
2.棚田の全容
3.最初の行事
4.オーナー制度説明会
5.蓮華祭り
6.苗代・藁上げ
7.代かき・田植え
8.復活した盆踊り
9.ジャンボ案山子とオーナー案山子
10.彼岸花まつりと案山子コンテスト
11.ススキづくり
12.炭焼き体験と里山整備
13.オーナー制度の成果
14.更なるステップアップへ
コメンテーター
出田 和久
(棚田学会理事、奈良女子大学教授)

1.はじめに
2.平井氏報告によせて
3.傾斜地の利用形態としての棚田とその動向
4.大木地区の圃場整備
5.棚田に価値は?・・・・・棚田景観の持つ意義は?
6.棚田景観の歴史と文化への関心
7.棚田景観の行方
コメンテーター海老澤 衷
(棚田学会副会長/早稲田大学文学学術院教授)
「重要文化的景観設定プロセスにおける田染モデル」
1.重要文化的景観設定への足取り
2.選定プロセスから見た重要文化的景観
 ①「重要文化的景観」は、生業・文化・生活の多面的な要素が含まれる。
 ②棚田など、水田景観が主となる場合には、その保全のために整備が必要となる。文化財が永続性を保つため、解体修理を行うのと同じコンセプト。
 ③同時に景観要素となる史跡を整備し、重層的な歴史性を明らかにしなければならない。従来の史跡整備が有効。

質疑応答です。
 

たいへん盛り上がりました。

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