アジアは世界の稲作地帯と言ってもよいと思いますが、なかでも棚田はアジア特有の水田ではないでしょうか。棚田学会としては、アジア各地の棚田を耕す人々に集まってもらい、棚田について共通の想いや現代の問題などを話し合うことが出来たらと考えました。
しかし、いざ現実に連絡を取り出してみると、それぞれの国で、棚田という存在がどう考えられ位置づいているか?その前に、どんな風に棚田が耕され、棚田をつくっている人々はどんな労働をし、どんな暮らしをしているのか、さっぱり分からないことに気付き、唖然としました。
今回のフォーラムは、まずアジアの棚田を耕している人と、それを取り巻くその国の棚田についての考え方を知ることから始めようと、フィリピン・中国・ベトナムの棚田地帯から、棚田にかかわる人たちに来ていただきました。
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フォーラムのプログラムです。
開会の挨拶:石塚克彦(棚田学会副会長・脚本・演出家)
司 会:中島峰広(棚田学会副会長・早稲田大学名誉教授)
寺本建雄(ふるさときゃらばん・作曲家)
1.現在、世界遺産に申請している中国・雲南省の棚田について、その歴史と
魅力(中国 Zhag Hongzhennさん)
2.棚田地域のくらし、朝から晩までどうして暮らし、仕事をしているか
(中国 Li Wenlinさん)
3.ベトナムの中の棚田の位置、棚田についての国の考え方
(ベトナム グェン・バァン・クーさん グェン・カイン・ルォンさん)
4.世界遺産登録が及ぼしたイフガオの現実
(フィリピン ジョバンニ・B・レイエスさん)
5.棚田地域と暮らし、暮らしの中で一番楽しいのは、いつ、どんな時か
(フィリピン エドワード・A・パンニさん)
6.日本のボランティア・CACEPPIと共に行った水力発電
(フィリピン セサー・P・ドゥルヌアンさん) |

フィリピンの報告をするジョバンニさん(左写真)とベトナムの棚田について語るグェン・バァン・クーさん(右写真) アジア各国の報告に来場者から拍手が起こる |