棚田学会 大分県・別府市
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宮崎県・日南市・坂元棚田
宮崎県・日南市
©坂元弘二(宮崎市)

「棚田とは、どういうものですか?」

山腹、山麓、丘陵、谷筋、扇状地などの傾斜地などにおいて、自然の地形を利用しつつ等高線に沿って作られた水田の集まりを『棚田』と呼んでいます。田面が水平で棚状に見えることから、こう呼ばれます。地域によっては、『千枚田』『谷津田』などとも呼ばれています。

その風景はふるさとの原風景として、日本人の心の中に刻まれてきました。急峻な山肌に組まれた堅牢な石垣群が古代遺跡を思わせる棚田(千枚田。土の畦畔(けいはん)が山肌に曲線美を織り成し、なだらかに重なり合う大小の棚田。天にも届かんばかりの、幾層にも重なり合った千枚田とも呼ばれる棚田。その景観の美しさは「田毎の月」などと表現され四季折々に日本人の心情に親しまれてきました。

棚田は決して強大な権力によって造られたたものではなく、名もない人々の手によって、日本の農の歴史と共に悠久の昔から築き上げられた「農民のピラミッド」ともいえるものです。こうして生まれた棚田は、日本の水田の1割を占め、中山間地域の豊かな自然と稲作文化を語るには欠かせないものです。

全国棚田(千枚田)連絡協議会設立趣意書より抜粋


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